2009年11月22日日曜日

化学は苦手でした

委員のnuxaneです。Newsletterでは「化学ワンポイントアドバイス」の執筆,編集を担当しています。

民間企業に9年間勤務したあと,国の研究機関に5年,その後縁あって実験・研究用の薬品(「試薬」といいます)を作る会社に勤務しています。委員の中ではたった一人の民間企業出身者です。

実は,私は中学生のときまで化学は大の苦手でした。とにかく薬品の名前や反応が覚えられませんでした。計算なんてとんでもない。

ところが,高等学校に入るころから化学が好きになって,一生の仕事にしようと決意したのです。きっかけは,本でしか見たことのない薬品を実際に扱うことができて,自分で好きなだけ実験する機会を得たからなんです。とても恐ろしい薬品も扱えるし,火が出たり,色が変わったりする実験もやらせてもらいました。

化学を専門にすれば,普通の人が体験できない興味深い現象にたくさん出会えます。みなさんにもそんなチャンスを持ってほしいと願っています。

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