2010年2月25日木曜日

東京理科大学の駒場です

みなさん,はじめまして.
東京理科大学の駒場です.私は応用化学科という学科に所属して
化学の研究と教育を行っています.大学でどのように化学を学ぶか
についてご紹介したいと思います.

高校までは「化学」の二文字で表す内容は,大学の講義では「無機化学」
「有機化学」「物理化学」「電気化学」...様々な細分化された専門的
な学問分野に分類されて学びます.一般に講義が中心の学部3年
までに対して,4年生になると卒業研究に取り組んで,日夜実験を伴う
研究生活になります.今の時期になると,卒業研究の発表会があり,
学生は1年の成果を先生の前で発表します.社会にでて技術者・研究者として
活躍できる実力をつけるために,さらに大学院で2年間(修士課程)の
研究を行う学生が増えています.私の大学でも,いまの時期は,卒業研究
だけでなく,修士研究発表,さらには入学試験で忙しく,日本化学会のよう
な学会での活動,企業との共同研究など,学生とともに忙しくしています.
だいすきクラブでの私の役割は,「暮らしの化学最前線」の編集です.
身の回りで役立っている化学をみなさんに紹介しながら,入試が目的の
化学だけでなく,技術としての化学のすばらしさ,面白さを伝えることが
できたら,と思っています.

0 件のコメント: